函館のふもとから

ポタリングと尾瀬から函館のふもとでつれづれに

今週のお題 

雪の日の思い出ってアンマリ楽しい思い出は無いし写真もないなぁ、
って思っていたらdosanko-nakamaさんのコメントで思いだした。
以下過去を振り返ってみた。




子供の頃、クリスマスイブに雪が降らないので待ちわび、
雪も降らないプレゼントも無いクリスマス♬〜
なんて口ずさんでいた。
冬の川は氷が厚く張ってその上で長靴スケートが出来たほどだったけど今は氷が張ることはない。
お醤油の瓶が割れたこともある。
そして雪が降り出すと、どか雪が降り積もる。

そうなると授業で雪像を作ったり、雪掻きした後をうず高く積み上げて滑り台を父兄が作ってくれたりした。
でも、風が吹くと吹雪いて痛い。
視界1mで半ベソになりながら帰る事はショッチュウだった。
今みたいに防寒の良いものは買って貰えなかった。

高校生最後の冬に田舎に居るのは最後と北海道一周をした。
仙台まで周遊券を買いに出て三戸の親戚で一泊して、お小遣いを貰い土産まで貰った。
此れから一周しようという人間にりんごの土産は余計なのでパスした。(後で送ってくれると)
干し餅は旅行中の食料になった。
凍て付く釧路で寒立馬を見て寒さを覚え一泊した。
それから網走に出て目的地の一つの北浜にある”どさんこ牧場”に行った。
東京から来たインストラクターが乗馬を教えてくれるって云うのがつり広告。
実際は勝手に乗れって云うのだったけどね。

民宿ではじいちゃんが仕切っていた。
岸壁の母が好きで湖水の一部を馬そりで一周している間、鳴っていた。
民宿に帰る段になり馬に乗って湖水を渡るんだよって云われて病みつきになった。
この時、馬の背に乗って動かすのは初めてだ。
無事に湖水を渡りきったと思ったら、岸辺で馬が膝まで嵌り動かせなかったので降りたら落馬だと言われ悔しい思いをした。
お金の予備が無かったので帰ろうとしたら、じいちゃんに手伝ってくれたら宿泊費は要らないし小遣いも上げるよって、
其の儘上京する近くまで居続けた。

途中で、親に内緒で出てきていることがバレテ、家に電話した。
青森からの帰り函館で一度電話しているけど網走に居続けているとは知らない。
”まだ帰らない”からと言ったと思う。そんなので済む母親だ。(楽)
期限も近づき帰る事になったら外乗しようと言う事になり、道路に出てすぐラッセル車と遭遇し下馬して戻った記憶とか、
マフラーを貸して貰ってツララが出来たこと、うさぎの手袋は快適だった。
楽しい記憶が蘇る。
その後、利尻まで出て一旦家に戻り江差まで螺鈿の和鞍を見に行った。
黒漆を塗り螺鈿で模様を表し素晴らしく綺麗だったのを覚えてる(デモ模様は忘れたけど)。
北海道を冬に回るのは無謀の一言で終わる(笑)。
何も無い白い野原、凍て付く大地。
シバレマス。