函館のふもとから

ポタリングと尾瀬から函館のふもとでつれづれに

 茅屋根フォーラム

山村便り・・(山村集落再生塾)の抜粋 
茅屋根家屋が郡として残っている地方の方々を岩舘にお招きした。
菅原真澄が旅日記に桃源郷と書いた秋田県八峰町の「手這坂」から木村氏
町内に40数棟の茅屋根家屋が残る秋田県「羽後町」から阿部氏
山形県上山市で失われた村の再生に取り組む「古屋敷村」から斎藤氏
新潟県柏崎市の環状集落で知られる「荻の島」から春日氏
各地の現状と課題を知り、お互いの情報交換をしあうだけでも大きな意義があると考えます。
山村集落再生塾代表 藤木良明先生

後日紹介しますと言っておいて、私の頭ではまとめ切れないことに気が付く。
なので取り留めのない話になってしまいます。
荻の島地区は唯一成功している処ではないだろうか。
行政、指導力、俗にいうカリスマのある方が先頭を切って推し進めている。
年寄り達を説得するのに若い人たちが戻ってこれるような魅力的な村にしなければいけないと言う。
水引では茅の調達が出来なく、先生は調達はどうしていますか?との質問に
各地区の代表は周りに生えているので賄っているとの答え。
手這坂の木村氏は一人移住し縁があって結婚して頑張っている。
マイクロ水力発電を設置しようと考えていると言う話に興味を覚えた。
自給自足の生活で共鳴する方がお手伝いをしてくれたり、野菜販売をしたりしているとの事。
羽後町では郷士の方から家を任されそこを「茅ぶき山荘・格山」として
一棟貸し方式の農家民宿をやっているとのこと。
古屋敷地区は記念映像残すべく失われた村再生プロジェクトとして活動していたものの、火事で焼け風化と雪で倒壊してしまった。
一番声が小さかったです。
各地区での活動を聞いていて先に立つ人の思いが強ければ強いほど人は寄ってくるものだと感じた次第。
これは水引地区にないものであり、難しい課題でもあると感じます。