函館のふもとから

ポタリングと尾瀬から函館のふもとでつれづれに

 心に響く

先月のお話ですが、ニュースを読んでいたら”これって私も・・・同じ立場なら”
って思う様な事件があったのです。

それは伊達市安原町で起こったのでした。
入院してから軽い認知症になっていた父親(92歳)を首を絞めはさみで数回刺し殺害した。
被告は介護していて文句を言われ頭にきた。
いずれこんな結果になっていたと思うと供述していて、「ばかなことをした」と反省の言葉を口にしている。
要約ですが、この気持ちはわかるのです。

私は未だ介護はしてませんが、偶に帰ると思うのです、後ろから軽く押そうかと・・

だから、帰ってもいいけど親とは住まないよって言っている。
在宅看護とか言っているけど親一人子一人だたら当然起こりえるもので、
私の周りで遠方に住んでいて引っ越した方が良いかなぁってこんな話が多い。
私は幸い、兄がいて親は兄嫁に介護して欲しいって希望があって、娘は勝手にしろと言われ、でもねネイサンにだけ任せられないでしょは私の気持ちなんだけど、やっぱし内面が隠せないのか、親は娘に介護されたくないと(笑)言う結論になっている昨今。田舎では家を継ぐ人間が介護するのが当然と思っているので、ここに娘の立場はないと言う事もある。
地所に家を建てて住みたいんだぁと再度お願いしたら、”俺みたいに一人(施設)ここに入る事・・”で言葉が切れた。
相手は話を呑みこみました。私がズーット一人で生活しているのを思い出したんだね。
マ、なる様にしかならないのです。