函館のふもとから

ポタリングと尾瀬から函館のふもとでつれづれに

 山桜の植樹2

5月4日の事
二日目は新屋敷「星家」跡地に山桜の植樹。
新屋敷ってどこよ・・って突っ込まないで下さい。
文禄元年(1592)に拓かれ420年に及ぶ茅屋根家屋(潰れかけ)で、
先生が学術的意義があると学生と調査に入ったのです。

解体最中に測量・調査等をしていて忙しない思いをしましたと話していました。
先生の説明文を引用、
解体した茅屋根は木賊温泉へ向かう道と唐沢峠から降りてくる道がぶつかるT字路の
ランドマークでした。
420年に及ぶ由緒あるこの地を白樺やヤナギの雑木とススキ原にしてしまうのは
忍びなく山桜を植樹させてもらう事にしました。

桜は20本程植え、最後に学生たちを呼び寄せ”ここ掘れ”と掘らせた。
冗談でお宝が出てくると言いながら掘らせて石がでた。
礎石・・土台で、この下が手を加えられていると・・中々石は引き起こせなかった。
ふすまに年代書きのある文面が隠されていたらしく、その真偽を知りたかったらしい?
専門の先生はこの上に立っていた柱を見たかったと言っていました。
石の下は木端が見えたよ。

順調に植樹も終わり昼食に水引まで戻りました。

離騒館でお弁当を戴きました。
ここからが時間との勝負、何時も14時19分の電車で帰れるようにセットしているのに、
何故か今回は12時56分の電車に間に合わせますだと。
で、ちゃんと案内書には書いていました(テヘ)
天ぷらは揚げたてを横から貰って、食べていました。
私は急がないのですが尾瀬口駅までは一緒なのです。
こうして植樹会は終わりました。