函館のふもとから

ポタリングと尾瀬から函館のふもとでつれづれに

 講習会報告

講習会の報告です。
盛り沢山の内容で全てはお伝えできないのですが、自分が今後やるべきことを
復習の意味で書いてみます(参考になればと思いながら)
定年後サラリーマンが得られる収入として老齢厚生年金+老齢基礎年金+加算年金があります。

老齢厚生年金は誕生日により報酬比例部分と65歳から貰える老齢厚生年金
65歳から受給する老齢基礎年金の2本立て。
写真はモデルケースで年金定期便の報酬比例部分の金額を先ず記入しました。
次に、65歳から貰える老齢基礎年金の金額を入力した。
配偶者がいる方は下段の様になります。
受講者の年齢層は50歳前半から59歳と幅があり、若い方からのうめき声がコダマしていた。
次に、老後の生活費は年金で賄えるか?というモデルケースで紹介があった後、
現状を把握するために家庭の決算書を作成しましょう、家計簿つけている方と
質問されてほゞ全員がどんぶり勘定でした。

これは収入、負債、月の家計簿に分かれていて、大よそでいいんです。
モデルケースを見ながらキャッシュフロー表を作成したものが↓です。

夫55歳、妻52歳、長男25歳(会社員)、長女22歳(大学4年)の設定
写真だと全然判らないですが、手取り900万、60歳定年で辞めて退職金1500万
企業年金として年60万を15年間貰える。
生活費は月35万掛かっているが、60歳からは30万、70歳からは25万の設定。
住宅ローンが年127万、年利3%後15年間払う。
維持費が20万、教育費は長女が内定が決まっている。
生命保険は60歳まで年間30万、医療保険が6年の終身払い。
貯蓄は800万の蓄えがあり、10年のサイクルで車の買い替え予定、銀婚式にイタリア旅行をし、
子供達の結婚援助金(200)も用意、住宅のリフォームも予定と盛り沢山という内容です。
この予定で行くと67歳で破産になります。
この場合のアドバイスをするとしたらどうしますか?って言う討議をしました。
表にすると一目瞭然ですね。
先ずは保険料の見直し、住宅ローンの繰上返済をするべき。
車の買い替えはいらないのじゃない?
イタリア旅行か定年記念旅行のどっちかで、熱海でイイジャン!って言う意見もあった。
私が言った生活費のレベルダウンは賛同が得られなかったけど。
これは是非作らなくてはと思った次第。

夕食後、食事バランスガイドの説明があった。
映像を見ていて、自分やっぱり食べすぎで偏りがあり、晩酌が多いと反省。
老後は再雇用で働くも定年で家に引きこもるも体が健康で無くてはいけないと言う事です。
そして、都会で年金生活を全うするためにはある程度の蓄えが必要で、田舎で生活するなら
何とかなるかなぁって認識を新たにした。