函館のふもとから

ポタリングと尾瀬から函館のふもとでつれづれに

好きな鍋

今週のお題 好きな鍋。

すきな鍋ってチャンコ、ザペイ、キムチ、肉ダンゴ汁、など等作ってくれるならなんでも好きです(笑)
但し、南国の鍋は食べられない。パクチーで吐きそうになってからダメ。
昔、厩の近くに友達がいてそこを別荘代わりに使っていた頃、友達がよく鍋をしてくれた。
彼女は料理がとても上手で出し巻き玉子焼きを肴のアテにチャチャタと作ってくれた。
最近、鍋料理も出し巻き玉子焼きも食べてないなぁ〜。

処で三平汁は、田舎では普通に週一回は出て来た。
あれ簡単(鍋)なんです。
タラかシャケのあらをブツ切りにして、じゃがいも、にんじん、ダイコン・長ネギを刻んで入れる。
味付は魚から出た塩にチョットと足す程度なんだけど、
母親がいなくなって、父親が三平汁作れってのたもうた。当時小学校4年位か・・・。
作りましたよ。生臭くって食べられなかった。
魚はよく洗わなければいけませんね(実地教訓)。
どじょう汁もご所望だったけどこれは、生きたのを熱した鍋に入れて蓋をしてから味付けは親任せにしていた。
絶対味見はしなかった。
一度、豆腐とドジョウを入れて実験したら親に怒られて以来、父親は自分が食べたいものは自分で作っていた(笑)
結果は覚えてない(笑)。子供って残酷よね。

私がたまに作る鍋は、肉団子汁。
豚等のひき肉に大葉、ショウガをきざんで入れ、軽く調味料で味を整えて粘りが出るまで混ぜる。
野菜はなんでも有で、ダイコン、ハクサイ、長ネギ、ゴボウ、シイタケ、にんじん、など有るもの。
ゴボウを入れるのが決めてね。後は木綿どうふ。
大鍋にお温を沸し、ひき肉をスプーンですくって落とす。
野菜を入れる
灰汁をとり醤油味で整える。
ひき肉から生姜が染み出て美味しいですよ。

後、正月に作る(最近はしないけど)けんちん汁。
野菜は、ダイコン、にんじん、ごぼう、を扇切りにしてヒジキ、油揚げ、木綿豆腐の潰したのを入れて煮る。
調味料は味の素、ブイヨン、塩、醤油。
これはブイヨンが決めて(笑)
お正月はこれを食べて過ごした。
連日食べるには味がシンプルなものが良い。

そうそう、田舎で“かじか”って言う魚がいて、陸じゃなく海の生き物。
これ、なまずのような魚なんですが、これ鍋にしたら絶品です。
この魚、中々手に入らないけど親戚から1匹丸ごと貰って、田舎に帰っているとき鍋にしろって、コレマタ、お代官様がおっしゃって、
だけどこの時、二日酔いでダウンしていて、魚見ただけで“うぅぅ・・”
お代官様と戦う気力も魚と格闘する気力もなかった。(その日ご飯食べなかったような・・・)
お代官さま棄て台詞で作っても食わせないと、作れんなら自分で作れって布団中で気絶した。
まだ、お酒を浴びるように飲んでいた頃(大昔です)

モウ一つ、書いていると懐かしいので思い出す。
イワシのみぞれ煮。
新鮮なイワシをハラワタ取ってぶつ切りにして、大根おろしで鍋にする(見た感じ)
これ書きながら、肴のアテはサバ味噌煮缶だよ。
働かざるもの喰うべからざる。