函館のふもとから

ポタリングと尾瀬から函館のふもとでつれづれに

またぎ体験(国権)

2月25日のまたぎ体験の続きです。
国権は宿である和泉屋さんの並びで歩30秒位の所でした。
ステキな塀をみてオオと写真を写して案内を請い見学に入りました。

建屋の中に入ったら甘い香りがして、皆で良い香りと言いながら入ります。
先ずは、ふかしです。このカマの奥の入れ物に入れてふかす。
1200キロ入るそうです。

35%(まで?)お米を削ると大吟醸になりますと説明を受けた。
栄養分を削り雑味を無くすため。
ふかしたら人肌程度に冷やします。

3月まではふかし作業が毎日続くそうです。

こうじとふかした米を入れて発酵させます。3段じこみの説明を受けました。
タンクに3分の1位を入れて発酵させ更に2段発酵、3段発酵と入れて行く。
麹の種類により泡のたち具合が違う。

写真で解りますか?タンクによって泡のたち具合が目に見えて解りました。
泡が良く立つものは温度管理が大変だと言っていました。

今の絞り機と昔の絞り機。
やはり昔の絞り機で絞った物はまろやかな味になる。
タダ1日半を掛けて少しづつ絞る為に大変だと言っていました。

震災の影響があってタンクがずれてしまい、タンクの交換と足場の補強をしたそうです。

壁にも亀裂が入って修復するのに家1軒建てられるよと宴会の時ボヤイテマシタ。
速足で紹介しましたが興味がある方は是非、南会津の国権の見学をしてみてね(笑)
絞り中に行けば試飲をさせてくれます。
本当の初絞りを味わえますよ。我々はお休み中だったので飲めませんでしたが・・・。
簡単ですが国権のご紹介でした。