函館のふもとから

ポタリングと尾瀬から函館のふもとでつれづれに

運動器の10年

運動器の10年のホームページより


http://www.bjdjapan.org/

久々に感動しました。
TVを見ないので全然知りませんでしたが、放映していたみたいです。


風間深志のオーストラリア自転車横断。から抜粋してご紹介します。
http://www.asahi.com/car/aus/


冒険家の風間深志が自転車でオーストラリアを横断しました。
体に障害を持つ3人のメンバーやサポートの医師らとともに、西のバースから東のシドニーまで5000キロ余、約2カ月間のキャラバン。各地で外傷医療の現場をリポートし、治療やリハビリの重要性を訴える旅でもありました。

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と始るasahi.comのライフに書かれている出だしです。
何気に読んで一気に最後まで読んでしまいました。
運動器の10年の一環でのキャンペーンの模様。
隊長の風間さん、隊員のサキ、テツ、マサとサポートする整形外科の医師達がバースからシドニーまでの5000キロをアシスト自転車で横断するレポートです。
毎日100キロを交替で乗っていたとわ言え下肢に障害があり、自転車を漕ぐ事は非常に大変なのにこの方達4人はそれを実践して見せてくれている。

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敬称略。
風間隊長の抜粋。
結果は――。大自然の中にあって、人間は「元気」でいることが最も素晴らしい、と実感した。そのための健康管理、障害者だからこそ人生にポジティブに取り組む姿勢を大切にしたい。また、それを支える医療環境は、常に最善のシステムの構築をめざしてほしい。医者も常に教育と実践と研究の姿勢で臨んで行きたいものだ。

田中哲也(テツ)
(事故で大腿骨の付け根を切断し片足だけで自転車に乗っていた)
抜粋・・・乗っていた電動アシスト自転車は、オイラの最高の右足だった。自転車にも感謝だ! そして、キャラバン隊全員の思い……「ケガなく、事故なくゴールを目指す!!」。それが達成できたことが何よりだ!

今利紗紀(サキ)
(骨肉腫で左大腿骨に大きくて重い人工関節が入っている)
抜粋・・・風間隊長を頭に集まったメンバーや、サポートしていただいた5人のドクターと昼夜たくさんの話をし、障がいを受けてから復帰できるまでの精神的なこと、リハビリテーションの大切さ、現在の日本の医療の状況・問題点など多岐にわたって考えさせられました。

山崎昌範(マサ)
(仕事中の事故で左腕、左足のしびれや多少の歩行困難)
抜粋・・・自転車初心者の私が、なんとかゴ−ルできたのは、サポ−トして頂いたドクタ−・スタッフの皆さん、サキちゃん、テッちゃんのお蔭。2人は、時にはキビしく、時には優しく自転車の「いろは」を教えてくれました。(本当は、相当キビしくシゴかれました?) そして、ゴ−ルした時の心地よい疲れ、数えればキリがありません。

正田先生のコメント抜粋。
「このメンバーはみんな足では走れないけど、自転車に乗ったら健康な人と変わらないよ」という風間さんの言葉を聞いて、はっと思いました。
 平均速度は時速25キロくらいで、哲ちゃん、昌、紗紀ちゃんの3人が走るときは30キロくらいになることもあり、みんなすごいペースで走っていきます。すごいメンバーではありますが、キャラバンパークの部屋の2段ベッドの上段には上ることができません。また、段差のちょっとした高さの違いでつまずいたりします。私たちが日頃、気にしていないことが問題になることに、遅ればせながら気づきました。

と、コメントを残してます。

日本でも障害者100人による日本縦断駅伝を開催すると見たので、詳細を見たら既に終わっていました。
応援したかったなぁと思いました。
諦めたらダメなんですよねと強く思った次第です。