函館のふもとから

ポタリングと尾瀬から函館のふもとでつれづれに

ソバ収穫

10月6、7日と水引のソバの収穫に行って来ました。
縁があって南会津の水引集落でソバを撒くのを手伝い、
刈取りは台風が来るというので参加できず収穫を楽しみに行きました。

今年は大収穫だよって喜んでいたそうだ。
ボッチを作り乾燥させて置いていたら、ヌァンと鹿に食べられてしまった。

殆ど実がついていない。

↑こんな棒で叩く。
棒はイロイロありましたが叩きつけたり踏んだりして終わり。
その後トオミノで種と屑を選別。

空しい作業を続けました。
民家から遠い畑は鹿が茎だけ残して食い荒らしていました。
勤労意欲がなくなると挫けていました。
それでも2袋位は収穫できた。

殆どは宿の女将さんが頑張って収穫したもので我々が取り掛かったのは
空しい作業。
余り悔しいので夜回りに出かけました。
遠くでピュイーと鳴く声がして、悲しい泣き声だねって話したが近くには居なかった。
山間の農家はこんな悔しい思いをしながら作物を作っています。
収穫時期に鹿やらクマやら猪やら猿やらが入れ替わり食い荒らしてゆく。
穴を掘って退治しよう!ッて言ったら禁止ですって言われてしまった。
弱者は泣き寝入りしか無いものか・・・。
鹿がソバを食べるって言うのは初めて知りました。
ま、牛の仲間なので何でも食べるのでしょうが、実って硬いです。
せめてお腹壊して苦しんだ事を想像しました。
なお、こんにゃくも作っていたのですが、引っこ抜いて荒らしていきやがった。