函館のふもとから

ポタリングと尾瀬から函館のふもとでつれづれに

思い出

今日旅先から戻りました。
通常であれば旅先の紀行文を書く所ですが、思い出を記します。
稚内に着いて自転車で市内観光をしてホテルに戻り、お風呂に入って寛いでいたら電話が鳴った。
其れは、思いもかけない人からの電話でした。
”先生がなくなったの・・・”。

何を言っているか理解するのに・・・ヘラヘラ笑ってしまった。
相手は悲しんでいるのに・・・私は適度な疲れとアルコールのせいで理解できない状況でした。
現実に戻るのが非常に苦しい。
でも、イロイロと連絡をして繋がった人、繋がらなかった人。
申し訳ないけど私は旅先でなんにもできないよーと。

乗馬の世界に入れたのこの先生のお陰です。
昔気質な方で見て覚えろと言うような方でした。
ある程度乗れるようになったら、目の前で演技してくれなくなりました。
その当時は自分だけが乗る馬がいて、ある程度自由に制御出来かけていた時期でもあったのですが・・・。

一度だけ褒められたことがありました。
収縮常歩をした時、・・・今の演技は何時も出来るかと・・・。
後にも先にも一度だけ収縮を褒められました。
乗馬を続けるほど私の経済力はありませんでしたが、側にいるとあの馬に乗って来いと号令が掛るのを待っていた時期もありました。
乗馬に限らず何でも、行うと言う行動は必要です。
まして乗馬は生き物相手なので難しくなり、そして数をこなさなければいけないことだと。
練習してチャンスをものにする。そんなチャンスを与えてくれた人でもありました。
チャンス半ばで挫折してしまいましたが、楽しかった時期でもあった。
乗馬がとっても楽しかった。
自分の思うとおり馬が動いてくれていた時期でもあった。
そんな機会与えた貰った人でした。
この場を借りてお礼を致します、有難うございました。
合掌。