函館のふもとから

ポタリングと尾瀬から函館のふもとでつれづれに

 蜩ノ記

田舎に居てぽっかりと予定が空いたので見ました。

自然に涙ポロポロ・・・してしまいました。
蜩の記とは
10年後に切腹を命じられた主人公・秋谷がその過酷な運命を受け止めつつ
一日一日を大切に生きる日々をつづった日記。
秋の気配が近づくと、一日の終わるのを悲しむかのように鳴く”蝉(ヒグラシ)と、
その日暮らしの身であるという意味を掛けて日記を「蜩の記」と名づけた。
いろんな愛のカタチを表現
言葉ではなくしぐさで愛を表現・・・ぐっときます。
 手を握る動作ってこんなに艶っぽいと思ったのでした。
あらすじは
不始末を犯した槙野庄三郎は、幽閉中の元郡奉行・戸田秋谷の監視役を命じられる。
秋谷は前藩主の側室との不義密通の罪により、10年後に切腹
切腹の日までに藩の歴史である”家訓”を完成させる事を命じられた。
最後に何故秋谷が10年後の切腹を受け入れ沈黙を守ったかが判る。
私、一番好きなシーンが”家老をぶんなぐる”処。
タダのチャンバラ映画ではありませんよ。ジーンときます。