函館のふもとから

ポタリングと尾瀬から函館のふもとでつれづれに

 白虎隊

7月13日に行った会津若松の事
話が中断して漸く終盤です(笑)
会津若松に行ったら絶対行きたいと思ったのがサザエ堂。
サザエ堂の話は又の事で飯盛山には白虎隊士の墓があります。

私が着いた時丁度案内人が白虎隊の話をしておりました。

ここから隊士がお城を見ると煙が上がっていて、城が落ちたからには
帰る処が無いので自刃した(要約)場所だと言う。

展望台から離れた場所に唯一蘇生した飯沼翁のお墓があり、
この方が頑なに真実を話さなかったようでしたが、晩年になり話されたとの事。

13〜18歳の予備兵が全戦に出され敗走し洞窟を潜り飯盛山の展望台に登り城を見る。
敵が迫りつつあり負傷者もいたことから生き恥を晒すより自刃の道を選んだ。

会津には什の掟と言うものがあり、なさぬことはならぬものです…という言葉が有名。
一つ年長者のいう事に背いては、一つ年長者にお辞儀をしなければ、
一つ嘘を言う事は、一つ卑怯な振る舞いしては、一つ弱いものを苛めては、
一つ戸外で物を食べてはなりませぬ。なさぬことはならぬものです。
6歳から9歳位の子達が10人1グループで掟を守っていた。
この掟に従うと自刃と言う結果になりますよね。
この子達を全戦に出したこと自体焼け石に水と思っているのなら
白旗を揚げるべきだと思うのは私が女だからでしょうか。

悲しい歴史です。