函館のふもとから

ポタリングと尾瀬から函館のふもとでつれづれに

 冬の美味しいもの

私、生まれは北海道函館は有名でそこから40分位中に入った処の生まれです。
私の小さい頃は2級河川が凍りつく程サムウございました(ゴム長スケートしました)
冬になると夕食は決まって鍋が出て来たものです(簡単旨い)。
三平や豚肉、かじか、はたはた等などの材料を使っていました。
三平は主にタラ、豚肉は高級品なので偶にです。
トドも出ましたが脂身が殆どで肉は固く食べられたものでは無いけど・・・
因みにトドは害獣で仕留めたものが出たようです。
味は甘辛くすき焼き風にして食べました。
かじかと呼ばれる(田舎で)魚は深海魚みたいな、ナマズのような
格好の白身の魚でこれはめったに手に入りませんでした。
浜に嫁いでいる親戚からのお歳暮だったように思います。
これは旨いです(私はアンコウ鍋より旨いと思います)
通常はハタハタ・タラが主として出ていたように記憶しています。
ハタハタとねぎと・・・ネギを塩味で食べました。
東京で食べるハタハタ・タラは美味しくないけど、田舎で食べる鍋は美味しかったなぁ。
因みに肉は貴重品で、ラム肉はご馳走で牛は食べたことがなく豚、トド、
馬も食べたし鳥は正月1羽潰して食べた。
残った骨で取ったスープで食べるラーメンが最高に旨かった。
トド肉の時は肉を除けて野菜中心に食べていたな。
結論、カジカは旨いけどめったに手に入らづ、お正月に鳥1羽潰して残った骨のスープで作った
シンプルなラーメンが一番美味しかったというお話(笑)

かもめラーメン、何遍もUPしていますが超豪華。
これで確か1,050円だったと思う。
あ、昔鳥を飼っていました。
犠牲になったのは雄鶏か卵を産まなくなったメス。全て自家製。
昔むかしのお話でした。